聖書研究ガイド『終わりの時代に生きる』2022年第1期

今期の『聖書研究ガイド』の主題は、「終わりの時代に生きる――ヘブライ人への手紙」です。本書の「はじめに」には、次のように書かれています。
「ヘブライ人への手紙に描かれたイエスのみ姿を読者が捉えて離さないのは、イエスが何をされたかということだけでなく、イエスがどのような方であるかを語っているからです。彼は私たちと同じように女から生まれ、私たちと同じように誘惑に遭い、あざ笑われました。しかし、それでもなお、宇宙の権力の中心として天の御座におられます。私たちが私たちの想像を超えて、さまざまな天の住人たちがいる天の光景に目を注ぐとき、それらすべての生ける者たちの中心におられるお方に目を奪われます。しかし更に驚くべきことに、私たちと同じ人となられたので、私たちに似た姿をしています。イエスは、こんなにも罪と恥に満ちた私たちの兄弟として、天にあって、私たちの代表者として奉仕しておられるのです」
創造主にして、贖い主なるお方が、天の聖所において人間の姿で奉仕をしておられます。地上でイエスと名乗られたそのお方の姿は、終わりの時代に生きる私たちにとって、どのような励ましを与えてくれるのでしょうか。 それが今期の学びの内容です。