副読本『イエスの証に輝く預言の霊』–– 2025年第2期

本書は、聖書の全体が予期している終末時代の出来事とテーマに焦点を当てています。聖書の物語は実在の人物や場所に関していますが、それでも、神の霊は無数の人たちの人生を通して働き、彼らの自由意志による神との交わりを用いて、将来起きることを明らかにされます。

　聖書は探究すればするほど、驚くべき書物であることに気づかされます。ある一つの聖句の意味を理解しきったと思ったら、新たな層の意味が見つかり、さらに別の層の意味が見つかり、それら何層もの意味がすべて完全に一致していることに気づかされます。聖書全巻が何世紀にもわたって多くの筆者の手によって書かれたことを考えると、それらはさらに壮観に見えてきます。