副読本『出エジプト記による福音──贖い・仲保・黄金律と聖所・ 愛の証し』2025年第3期

神ご自身によって始められた救出作戦が、出エジプト記に報告されています。イスラエルの民は、抑圧され、望みを失い、将来が見えませんでしたが、神は力強い御手をもって彼らを救うために、彼らのところに降りてこられました。

出エジプト記は、聖書の生きている神は、愛、真理、憐れみ、正義の神であり、勇猛果敢に救出作戦を展開しておられるということを示しています。神は、ご自分の民のためにおられ、彼らを救うために最大限の行動を起こされます。神の贖いの計画は、息をのむほどすばらしいものです。

また出エジプト記は、救済の最終計画を指し示しています。出エジプトにおいて起こったことは、来るべき日に、神があらゆる悪から信じる者を救い、永遠にわたって安全である天に移されることをあらわしているのです。