パパ、南極へ行く

「いつかは南極に行きたい」。そう願って30年。ついにその夢がかない、晴れて南極観測隊員となりました。どこまでも続く白い氷原や海に浮かぶ巨大な氷山、見る間に形や色を変える緑のカーテンとでも言うべきオーロラ、そしてペンギンやアザラシ。それらをその目で見ることができた1年4ヶ月にわたる越冬生活は、知恵や工夫が求められただけでなく、実は常に危険と隣り合わせの生活でもあったのです。しかし、そうした中、著者を支えたのは、二人の子どもを含めた家族との定期的な交流でした。
48次南極地域観測隊 越冬隊員
新井直樹 著
2009年4月1日初版第1刷
160ページ A5判
1,836円(税込)
ISBN978-4-89222-383-9
◆ 内容紹介 ◆
● 越冬隊員になるまで
隊員に選ばれるには
身体検査を受ける
冬訓 など
●パパ、南極へ行く
「しらせ」乗艦
暴風圏突入
南極大陸へ
パパ、土方になる など
●越冬始まる
越冬観測
ブリザード
オーロラ
ペンギン帰る など
●日本へ帰る
越冬交代式
シドニー入港
日本での生活 など